〘感想〙芥川賞受賞作 「 推し、燃ゆ 」 読んでみた!!


皆様、今年の芥川賞受賞作はもうご覧になりましたか??




推しのアイドルがファンを殴りネットで炎上――。そんな冒頭から始まる、宇佐見りんさんの新作小説『推し、燃ゆ』(河出書房新社




私は普段小説を読まないのですが、


1.このオタクの女の子という設定
2.作者が現役大学生という若さ
3.表紙のイラストを担当しているダイスケ・リチャードさんの絵のファン

という3つに惹かれ、読みたい!!と思い本屋を駆けずり回りました。







…が。







ない!!!!!!!!






どこに行っても在庫が無い。
4箇所は巡りましたがどこも在庫無し。



え、そんな人気なの…?芥川賞発表されたの4日前とかだよ…??



さすが芥川賞です。









出来れば本で、手元に欲しかったのですがどうしても今すぐに読みたかった私は電子書籍で購入。






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サクサクと読み進め、恐らく2時間くらいで全て読み終えました。






主人公のあかりは、学校も家庭環境もバイトも全部上手くいかないし楽しくないけど推しを応援するために頑張れる。
推しの番組、雑誌、ライブ等全てをチェックして、メモして、推しの全てを知ろうとする。





私が推し、燃ゆを読んだ感想は


あ〜、…わかるわぁ


です。


推しが頑張ってるから私も頑張れるとか、
推しの一言で何とか生きていける、とか。
似たような、けどファンからみたら全然違うビジュアルの写真をを全部買ったりとか。





まさにそれそれ、と思いました。

これはきっと推しが居る人が分かる感覚ですが、
本当にそうなんですよね。





そして、タイトルの通り推しが炎上して、そこからあかりがどう生きていくか、という内容なのですが推しが炎上したら同じように応援し続けられるのだろうか…
とすこし考えさせられました。
あかりは炎上しようとその人だけを推し続けて応援し続けましたが、私はそこまで意思があるのかなぁ、と。





私の場合は推し1人が大好き!!
というタイプのオタクではありません。

一番の推しはKing&Princeの髙橋海人くんなのですが、正直かなり箱推しです。
(箱推しは、グループ全員が好きで推してること)






私のオタクとしての生態(?)としては、


・出演番組は基本チェック。
特に推しのドラマはリアタイ必須。
・グループで表紙の雑誌は全て購入
・単独表紙は、髙橋海人くんの場合は全て購入、ほ
かのメンバーの場合は気に入ったものだけ購入
・出演映画はどのメンバーでも最低2回。公開初日
に見るために仕事休む。
・ライブグッズはほぼ全て購入
・CD、DVD等公式からでているものは限定版通常
版全て購入
・アイドルに恋をしているタイプでは無いので彼女
がいても気にしない。恋愛ドラマどんとこい。
・音楽はほぼKing&Princeしか聴かない



こんな感じですかね。
仕事の休みも、発売日とか公開日とかで取ります。


毎日の生活リズムが推しに左右されてるんですよね。オタクってそんなもんです。







きっと、この宇佐美りん先生の作品は小説好きの方だけでなく、若い人とか何かを推している人にも興味を持たせてくれる作品です。


本が好きじゃない人にもぜひ読んでいただきたい!
特にオタクの人は共感できるとこが沢山あると思います!!